1947-11-10 第1回国会 衆議院 予算委員会 第19号
それからいま一つは、これを取扱つてきました從來の日本砂糖株式會社が、獨占禁止法に牴觸する危險がありますので、もしこれが閉鎖機關になつた場合は、非常に業界は混亂いたし、國民の必要なる砂糖が確保できないという點から、政府の責任においてこれを一手買取、一手販賣をする、こういうことにいたした方が、砂糖の需給でうまく行くではないかという趣旨で、ただいま國會に御審議を願つておるような次第であります。
それからいま一つは、これを取扱つてきました從來の日本砂糖株式會社が、獨占禁止法に牴觸する危險がありますので、もしこれが閉鎖機關になつた場合は、非常に業界は混亂いたし、國民の必要なる砂糖が確保できないという點から、政府の責任においてこれを一手買取、一手販賣をする、こういうことにいたした方が、砂糖の需給でうまく行くではないかという趣旨で、ただいま國會に御審議を願つておるような次第であります。
第三に、現在味噌については全國味噌株式會社及び各都道府縣味噌株式會社、醤油については全國醤油株式會社及び各都道府縣醤油株式會社、アミノ酸については日本アミノ酸株式會社、砂糖については日本砂糖株式會社、罐詰については日本罐詰株式會社、乳製品については製酪組合及び油糧については帝國油糧株式會社により一手買取及び一手賣渡の方式により統制を實施して來ておるのであります。
第三に、現在みそについては、全國味噌株式會社及び各都道府縣味噌株式會社、醤油については全國醤油株式會社及び各都道府縣醤油株式會社、アミノ酸については日本アミノ酸株式會社、砂糖については日本砂糖株式會社、カン詰については日本罐詰株式會社、乳製品については製酪業組合及び油糧については帝國油糧株式會社により、一手買取り及び一手實渡しの方式による統制を實施してきておるのであります。
○坪井委員 もう一點お願いいたしたいことは、帝國油糧株式會社、あるいはアミノ酸株式會社、罐詰株式會社、日本砂糖株式會社、その他の地方統制會社とか、あるいは食料品配給統制會社というものは、同時に解散する。これを解散したために、來るべきこれらに對する補償制度というか、あるいはまた影響について、政府はどんなぐあいに考えておるか。これらの點についてなおお伺いしたしたいと思います。